残業代ゼロ・24時間労働で心身ズタボロ!? 労働者を地獄に落とす「高プロ」の罠
ブラック企業対策弁護団佐々木亮弁護士がこんな試算を出しています。前述のとおり、高プロでは休みを取らせることは義務ではありません。しかし生身の人間ですから、疲れたら休みます。  それを悪用して、年収1075万円見込みとして高プロを適用させ、休憩や週1日の休みを取るたびに欠勤控除として、時給換算で差し引いていく。それを労基法のもとに計算し直すと、年収357万円になるというのです」(竹信さん、以下同)