国からカネをもらってるんだから政府批判するな、などと言ってしまったら、野党議員も成り立たなくなる。つまりデモクラシーは成立し得ない。 
国からカネをもらってるんだから政府批判するな、などと言ってしまったら、野党議員も成り立たなくなる。つまりデモクラシーは成立し得ない。→是枝監督「公権力と距離」発言、作品助成と矛盾するの?:朝日新聞デジタル

万引き家族」でカンヌ国際映画祭の最高賞(パルムドール)を受賞した是枝裕和監督が「公権力とは距離を保つ」と発言したことに対して、「助成金をもらっているのに矛盾している」と批判があり、賛否の議論がわき起こっている。文化助成とは芸術家の思想や表現を縛るものなのか。  発端は、林芳正文部科学相が7日、対面して祝意を伝えたい意向を示したことだった。是枝監督は同日、映画がかつて「国益」や「国策」と一体化し、大きな不幸を招いたとして「公権力とは潔く距離を保つ」と辞退する考えを自身のサイトで示した。そのうえで「万引き家族」が文化庁の助成を受けていることに謝意を示して、映画文化振興のための予算拡充を訴えた。  是枝監督の姿勢に、「補助金をもらっていながらあきれた発言だ」などとツイッター上で批判がわき、それに対して反論する意見も相次いでいる。