日本の巨大メディアを考える 志位和夫 
目次

●日本の巨大メディアの社会的影響力―19世紀のイギリスと比較して

●大手新聞とテレビ局が系列化―欧米にはない「クロスオーナーシップ

ニューヨーク・タイムズ紙―「輪転機を十四階にあげても戦い抜く」

ウォーターゲート事件―大統領を辞任に追い込む徹底した追及

●イギリスのBBC―イラク戦争で英政府による情報のねつ造を報道

●フランスのル・モンド紙―人権宣言を引いて富裕税を迫る

●日本の巨大メディア―「権力のチェック役」という役割を果たしているか

●日本の大手メディアの歴史的弱点―侵略戦争日米安保原発列島

●メディアに健全で積極的な活力が残されていた時代

●権力と巨大メディアの一体化―決定的転機は小選挙区制だった

●公正、公平、独立というジャーナリズムの根本精神がきびしく問われている

●「しんぶん赤旗」―真実を伝え、希望を運ぶ、かけがえない役割